カラスのような死体にコバエがたかっていた
私はカラスの死体を たぶん見たことがないから決められなかった
朝から曇っていて海へ散歩しに行って魅力的なごみを探してたら雨が降ってきた
じんわりと肌が焼かれるように蒸し暑い昼
蛇のぬけがら 特大なやつ
その持ち主かわからないが 波にのって橋の元にやってきた あれは海蛇というのかな、?
少しずつ少しずつ 先回りされることはないと思うけど やんわり薄れていくひかり
痕跡は完全には消えないだろう
たとえもう二度と思い出すことはなくても 消えることではないだろう