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〜Salon de Manjyu〜

ヒトはふだん、意識にも視界にもベールのようなものがあって 見えるものしか見えないんだけど 古風な芸術にありがちな ほら!みんなこっちおいでよ!とか あっち行こうよ!とか 正面から誘って連れていくような、あるいはこんなに違う世界、別次元があるんだよ!(私はそこにいるの!)みたいなやり方ではなく、それはすべて地続きにあることを なんの境界もベールも本人が気づかないうちにさらっと拭って いつのまにか当事者がまったく別人になってしまったような体験、を提供する作品に惚れる。作家も意図してないような。狂気で貫くの時代は古く、バグや事故を操る時代なのだなあ と最近とくに感じる。