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あの人は あの人の夢 を みる
いままでも これからも みつづける
いつでも 猫は 醒めてる
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マンションを見ると13階あるかどうか数えるようになった
彼のことを考える
私は会いに行けなかった
行かなかった
遠慮という建前で予感を無視して
なんと酷いことだろう
桜はこの上なく舞っていた
風は吹いた
それを いろんな人が 各々見ていた
よく晴れた春の日
とても気持ちよくて 空はぬけていて
桜は満開で いたるところからちらちらと花びらが舞っていた
お花見する家族や桜の写真を撮る観光客でほどよく賑わう町
私は その みえる景色を撮ったりしながら友達の家へ向かった
一ヶ月前に生まれた人と 一ヶ月前に人を産んだ人に会いに
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迷子になりたくてなってる場合もある
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丁寧に紡がれた静寂のゆるぎなきこと
それらは暴力ではなく鎮魂、または可笑しさ
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ことばにならない、は なれない、じゃない
その先をいく ことば はつねにあって、それを遣うことを 言葉遣い という。
本来 言葉遣いは決して統一されるものではない。
それも 個 だから。
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みんな もれなく ちゃんと 死ぬから 大丈夫だよ
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今考えてもわからないこといっぱいある
納得いかない、というより 本当に不思議、に近い
「保育園 いくの?」
保育園 ひたすら孤独で楽しかった記憶
どうすればいいか なんでここに居るのか居なきゃいけないのか 全然わからなくて 考えるのやめて動いた けど ふとした瞬間 我にかえって何してんだ俺…みたいな気持ちになってた ナマイキ
今だって考えてもわからないこといっぱいある
ただ在るがまま は答のようなもので
ぜんぶが在る ただそれだけ
ニンゲンは不思議だなあ
自然現象や動物たちは理にかなった行動するし原理がわかるけど ニンゲンは個体によって全然違ったり似てたり寄ったり変えたりする特別に変な生き物
みんなのための社会
みんなのため の
誰かのため の
って 誰?
みんな って 誰?
小学生の頃から疑問は変わらない。
誰が望んだ未来、?
みんな、が、?
その みんな に 私はいない。
入ってないし入るつもりもない。
そんな人、わりと多い気がする。
カジノとかオリンピックとかも望んでる国民の方が少ないと思うんだけど、、、
少なくともじぶんのまわりの両親も友達もパートナーも 一人も望んでる人がいない。